JONNYxxJONNY’s blog

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心と時間~モモ100分de名著を読んで

 

 

 ずいぶん前に購入した本ですが、パラパラと見返すうちに再読していました。100分de名著は著者の視点でミヒャエルエンデのモモを解説したものですが、共感できる部分が多く改めて記事にしてみたいと思いました。

 

 ここでモモのあらすじを簡単にご紹介しておきます。

「モモ」は「灰色の男たち」に盗まれた時間を人間に取り返すため、一人で闘った風変わりな女の子モモの物語です。

 

 この作品は私にとって時間に対する考察が鋭く、日々行っている活動を考えさせられるものになっています。

 

 具体的にどういうことかというと「灰色の男たち」は時間の倹約を勧めるのですが、人々は時間を倹約してもちっとも豊かにならない、それどころか以前よりもせわしなくなり心の余裕がなくなっていきます。

 

 このことは私にとっても日常すべてに効率や倹約を持ち込む考え方に通じていると感じました。やることが増えれば増えるほどあと何時間、あと何分、時計を見る時間は増えていきます。そこで思いました。時間を大切にすることは時計を見ることでしょうか。時間を数字に置き換えて眺めることでしょうか。そうではないと思います。

 

 時間を大切にすることは心の在り方を大切にするということだと思います。時間というものを形にしたときどうしても数字で表してしまいますが、本来時間というものは目に見えないものです。同様に心というものも目に見えません。

 

 時間というものの根源がどのようであるかは天才的な物理学者でもなく悟りを開いたわけでもない私にわかるはずはありませんが、心の根源と時間の根源は同一であると感じます。

 

 ひとそれぞれ時間というものの感じ方は違います。身体的精神的な違いもあるでしょう。人の数だけ時間があるということです。つまり時間には個性が宿っていて心と時間は密接につながっていると考えます。

 

 客観的に時間を測ることがどのようであるかはわかりません。ただわたしには時間というものは極めて主観的なものだと感じられます。時間を生きる。このような時間に対する考察が生まれたのも現代が心の時代だということが窺い知れます。「モモ」を読んで時間のことを改めて考えさせられました。